「ししゃも荒れ」と呼ばれる10月の木枯らしが吹き、ししゃも漁がはじまってから約1ヶ月ぐらいの短い季節漁。まさに秋から冬への風物詩と言えます。
海と川を往き来する魚たちは通し回遊魚といわれており、ししゃもやサケのように海で成長し河(淡水)で産卵する魚を遡河回遊魚といいます。
ししゃも(シシャモ)と、キュウリウオ、チカ、ワカサギの紹介です。
ししゃも(シシャモ)は、世界的にみても日本にだけ分布する日本固有の魚で、しかも、北海道の太平洋岸にのみ生息します。
「子持ちししゃも(シシャモ)」として販売されているししゃも(シシャモ)は、カラフトシシャモといいます。キュウリウオ科の仲間ですが、ししゃも(シシャモ)ではありません。
ししゃも(シシャモ)の産卵からふ化、成熟までをご紹介致します。
ししゃも(シシャモ)の漁期、漁場、漁法をご紹介致します。
漁期が始まる前の9~10月に、シシャモの分布密度を調べます。漁期中の10~11月に雌の生殖腺(卵)の重量を調べます
「釧路川ししゃもふ化場」の建設は、ふ化効率を高め資源の増大を図ることを目的とするものです。
昭和28年から現在までのししゃも(シシャモ)のふ化事業のあゆみをご紹介致します。
本州の居酒屋でもメニューに「シシャモ」あるいは「子持ちシシャモ」が載っていますが、本当のシシャモは1,000トンほどしか漁獲されておらず、とても本州の居酒屋チェーンに出回る量はありません。その魚の正体はカラフトシシャモと呼ばれる魚です。